エステティシャンの資格制度・ライセンスについて 現在、日本にはエステティシャンという技術者の身分を保証した、国が定める資格制度(公的資格)やライセンスはありません。 また、規制緩和などさまざまな社会的要因により、現状では、エステティシャンの公的資格制度確立はむずかしいと予測されています。
そのため、日本エステティック協会では約30年間にわたり、エステティシャンの養成・教育ならびに『協会認定エステティシャン』の資格認定活動を続けてまいりました。 さらにこのたび、技術者の底辺を拡大するとともに、いっぽうでエステティックの社会的、指導的立場を担うレベルの高いエステティシャンを創出するため、 従来の資格制度を再編し、新たに国内基準による次の3つの資格を策定いたしました。
認定トータルエステティックアドバイザー(正会員対象)
認定エステティシャン(正会員対象)
認定フェイシャルエステティシャン(非会員対象)
エステティシャンになるための勉強方法 エステティシャンは、人が美しくあるためのお手伝い(ケア)をすることが仕事ですから、 まず、人間の体や心の仕組み、つまり人体の生理機能や心理などを勉強していきます。ついで、食事、運動、睡眠といった日常生活との関係、さらに仕事の道具である化粧品や美容電気機器の知識、 経営や関連の法律など、幅広い知識を身につけなければなりません。
こうした理論と並行して、エステティックのさまざまな技術(手技)も学んでいきます。
以上のようなエステティシャンとして必要な知識や技術は、一般的には専門の学校に通ったり、 通信教育で学んだり、サロンに就職して社員教育を受けるといった方法で身につけていきます。
専門の学校へ通って勉強する
日本エステティック協会には、当協会の教育基準や施設基準により養成施設(学校)を認定する「認定校制度」があります。 現在、当協会認定校は全国各地に約180校あり、さまざまな条件に応じ自分の都合で学校を選ぶことができます。
協会の認定校では、次のように修了時間により認定している2つのコースがあります。
(1) 300時間以上コース
(2) 1,000時間以上コース
認定エステティシャン資格は、実技試験と筆記試験を行います。認定校在学中に実技試験を行い、(1)のコースは協会に入会後、筆記試験に合格すれば認定エステティシャン資格が取得できます。(2)は筆記試験免除で同じ資格が得られます。
※協会認定校一覧へ
通信教育で勉強する
通学するには学校が遠すぎる、働きながら学びたい、といった人たちは、協会認定校の通信教育を受け、資格取得を目指すこともできます。ただし実技講習(スクーリング)の際は、通学していただくことになります。
サロンに就職して社員教育を受ける
まずサロンに就職して、働きながら勉強したいという人は、サロン内での社員教育と合わせて認定校の通信教育を受け、資格取得を目指すこともできます。
仕事の特徴
フェイシャルケアからボディケア、脱毛など、毛髪以外の全身美容を手がける専門家。美容に関するさまざまなトラブルに悩む顧客1人1人にカウンセリングを行い、その人の体質や希望に合ったプログラムを組み、トリートメントや機器による施術をしたり、食事法についてアドバイス。トラブルの改善に取り組む。
基本DATA:エステティシャン
必要な知識・スキル・資格
エステ技術のほかに、皮膚科学や栄養学などの知識が必要。資格は必須ではないが、日本エステティック協会の認定資格や、国際的に評価の高い「CIDESCOインターナショナルディプロマ」がある。
エステティシャンになる方法・試験情報
エステティシャン養成スクールで学ぶ。エステスクールではネイルやメイク、アロマテラピーなど幅広く学べ、サロン経営のノウハウを教われる授業を開講しているところも。
エステティシャンの適性、活かせる才能
エステティックサロンは心身のリラックスを提供する場でもあるので、顧客を癒せるような気配りや接し方のできる人が適している。ダイエットや健康関連の情報にくわしい人にも向く。
働く場所・雇用形態
職場は、エステサロンや美容室、スポーツクラブ、結婚式前の女性を対象にエステを行うブライダルサロンなど。雇用形態は社員、契約社員、アルバイトなど。経験を積み、独立してサロン開業を果たすケースも多い。
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